製品情報

CoreRA マルチコア環境におけるタスクの最適なコア割り当てを解析(実現)〜経済産業省「平成21年度戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択〜

マルチコア環境への対応は出来ていますか?

背景

  • 近年、シングルコアによる処理能力の限界/消費電力の増加などの理由より、パソコン環境は、ほとんどが複数コアを搭載したマルチコア環境となりました。また、組込み開発においても急速にマルチコア環境へと変化しています。
  • 将来的に、ハードウェアが、マルチコア環境になるのは、必然といえます。マルチコア環境になっても、あなたのプログラム(タスク)は、正常に動作する設計になっていますか?また今の性能に満足していますか?

課題

  • マルチコア環境には、 OSが動作時にタスクをコアへ割り当てるSMP(Symmetrical Multi Processing)環境と、 タスクの動作するコアを特定して動作するAMP( Asymmetrical Multi Processing )環境が存在します。
    SMP環境は、OSが自動的にタスクのコアを割り当てる為に、タスクがどのコアで動作するかは未定となります。その為に、下記の課題があります。
  • また、AMP環境は、下記の課題があります。

解法

  • CoreRA® (コアラ)は、タスクの最適なコア割り当てを解析するツールです。
    CoreRA® により最適なタスクのコア割り当てを解析し、AMP環境においてコアを特定して動作させる事により、上記の問題を解決します。

概要

  • CoreRA® は、シングルコアで動作したログ情報からマルチコア環境におけるタスクの最適なコア割り当てを解析します。

特長

  • CoreRA®(コアラ)は、「リアルタイム性分析」、「コアの負荷バランス分析」、「コアの関連分析」を行い、タスクの最適なコア割り当てを解析します。

効果

  • CoreRA® は、OSが自動的に割り当てたSMP環境と比較して、遅延時間を11%向上させました。
    よって、リアルタイム性が向上します。
    注意)上記は、あくまでも参考データであり、ターゲット環境により異なります。
  • また、CoreRA®の割り当てtた結果は、コア毎の負荷を減少させ、コアの負荷バランスも向上しました。
    注意)上記は、あくまでも参考データであり、ターゲット環境により異なります。

【2コアの環境で比較した例】

ツール構成/オプション

  • CoreRA®は、下記の2つの構成になっております。
    ●CoreRA_Converter: 入力したログ情報を割り当てするための情報へ変換する。
    ●CoreRA_Assign: タスクのコア割り当てを解析する。

    VxWorks対応は、workbench標準でパッケージされているSystemViewerのログ情報を入力可能です。
    eBinder対応は、TRQerのログ情報を入力可能です。
    ※その他の環境については、別途、お問い合わせください。

開発の流れ

  •  CoreRA®(コアラ)を使用した開発の流れは、「ターゲットログ情報取得」→「タスク割り当て解析(CoreRA)」→「AMP環境の構築」となります。そして、性能評価を行い確認をします。通常は、ここで終了となりますが、もしも性能がNGの場合には、割り当て情報の変更を行い、再度、 「タスク割り当て解析(CoreRA)」を行います。

詳細

オプション

【ターゲットログ情報取得オプション 例1】

  • ターゲットボード:株式会社ルネサステクノロジ製「NE1-TB(NaviEngine1)」
  • リアルタイムOS:イーソル株式会社製「eT-Kernel(T-Engine)」
  • 横河デジタルコンピュータ株式会社製「TRQer」によりターゲット情報取得

【ターゲットログ情報取得オプション例2】 (2010年度対応予定)

  • ターゲットボード:ウインドリバー株式会社製「SBC8641D(Freescale)」
  • リアルタイムOS:ウインドリバー株式会社製「VxWorks」
    ※ workbenchにパッケージされているSystemViewerよりターゲット情報取得

※オプションを使用しない場合、ターゲット情報は、開発者が作成する事によりCoreRA®を使用可能になります。
また、その他の環境については、別途、お問い合わせください。

システム要件

CoreRA®(コアラ)は次の環境で動作します。(推奨環境)

OS Windows XP/ Vista/ 7
CPU 1GHz以上の32ビット(x86)プロセッサ または64ビット(x64)プロセッサ
メモリ 1GB RAM(32ビット) または2GB RAM(64ビット)
ディスク容量 1GB以上の空き容量

適用

CoreRA®(コアラ)は、以下の方に適用可能です。

  • シングルコア環境の資産をマルチコア環境へ移植する方
  • AMP環境で、タスクのコア割り当てに苦労されている方
  • AMP環境で、性能を向上させたい方
  • SMP環境で、性能にご不満の方、または品質がご心配の方
  • システム・アーキテクチャ設計の際に、ソフトウェアの性能を把握したい方

商標について

  • 本ツールの商標は、“CoreRA®”と書いて”コアラ”と読みます。
  • CoreRA®(コアラ)という商標は、“Multi Core”(マルチコア)の「Core」(コア)と、タスク割り当て分析項目の頭文字「RA」(ラ)を合わせたものです。
    ※当ページの記載内容は予告なく変更する場合がございますので、予めご了承ください。

商標について

    2011年4月28日までの期間は、下記のサービスを1回無償で提供します。
    リアルタイムOS 「VxWorks」(開発ツール「WindRiver workbench」)環境のお客様へ
    ターゲットをシングルコア環境、もしくは、全てのタスクを1つのコアで動作させた環境にて動作させ、 動作したSystemViewerのログをお送りくだされば、 CoreRA®にてマルチコア環境における最適な割り当てを解析し、最適な割り当て結果を返信いたします。
    ※SystemViewerのログが取得出来る環境であれば、プロセッサは特に限定される事はなく、全てのプロセッサに対応可能です。
    その他の環境のお客様へ
    その他の環境の場合は、別途お問い合わせください。
    お問い合わせ方法:
    リリースキャンペーンをご希望のお客様は、題名「CoreRA®一回無償ソリューション希望」と明記し、
    「会社名」・「部署」・「役職」・「名前」・「電話番号」をご記入の上、 info@zipc.com へお問い合わせください。
    宜しくお願いいたします。

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