アンドロイド
Project Android  始動

コンセプト

ZIPC for Androidは、設計情報を資産として扱うことをコンセプトに、プラットフォームに依存しない設計情報(構造モデル、振舞モデル)と、プラットフォーム依存の実装コードの分離を推進します。
設計情報は細かく部品化され、ZIPC for Androidは、それぞれに対応する実装コードを用いてコード生成を行います。実装コードは、Android向けであればJava、iPhone向けであればObjective-Cとなります。同じ設計情報から異なるプラットフォームの対応ができ、マルチプラットフォーム化を実現します。また、部品化とコード生成機能により、派生製品の開発を容易にしています。

仕様変更に強く、モデルを資産とする開発へ

ZIPC for Androidの特徴は、設計した状態遷移表からソースコードを生成できる点にあります。設計書とコードを別々に修正して行く場合、設計書とコードの不一致による品質劣化が発生しますが、ZIPC for Androidでは設計書とコードが一致している為「コードを修正した後、同じように設計書を修正する」といった作業をする必要が無くなります。
また、似たようなアプリケーションを作る場合に状態遷移表を「部品」として別のアプリケーションに再利用することも可能です。設計した状態遷移表を「資産」として次の開発に再利用することで開発期間を短縮できます。
状態遷移表からJAVAコードを生成

仕様・設計のデバッグ

今までの開発環境は、「コード上の不具合」を特定することには適していましたが、「仕様の不具合」を特定するのは難しく、効率的な開発を阻害する原因となっていました。ZIPC for Androidでは、状態遷移表を光らせることにより仕様の不具合の特定を容易に行うことができます。

視覚的+効率的なデバッグの実現

状態遷移表を使って実機をデバッグしているサンプルムービー

状態遷移表による視覚的なデバッグ [動画]

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ドメイン特化カスタマイズ

現在開発中のZIPC for Androidは、上記コンセプトをアクションゲームという特定のドメインに特化する形で実現しています。構造モデルでは、キャラクタ、プロパティ、データ型、アニメーション、等、振舞モデルでは、画面更新イベント、衝突イベント、アニメーション終了イベント、キャラクタのプロパティ変更処理、角度判定処理、等、アクションゲームに必要な要素を抽出して部品化し、実装コードと対応させ、コード生成を可能としています。
また、Windows/Macに対応したeclipseプラグインとして提供され、下記の機能を有しています。
・キャラクタのインスタンス配置、親子関係等(構造モデル)を定義するシーンエディタ
・キャラクタの振舞い(振舞いモデル)を定義する状態遷移表エディタ
・キャラクタの配置をAndroid上での表示と全く同じようにPC上に表示するプレビュー機能
・ソースコードの生成、コンパイル、インストールのアプリ開発に必要な一連の流れをボタン1つで自動で行うビルド機能
・キャラクタ、アニメーション等を部品化し再利用するためのライブラリ機能
・ビルドしたAndroidアプリケーション(.apkファイル)をサーバ上に公開するアップロード機能
(※公開したアプリケーションはAndroid端末へ直接ダウンロード、インストールが可能)

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