<主な経歴>
大阪大学大学基礎工学部情報工学科助手(1989−1993),奈良先端科学技術大学院大学助教授(1993−2001),同大学教授(2001−),工学博士(1990).ソフトウェア・シンポジウムプログラム委員長(2001),プロダクト指向ソフトウェアプロセス改善国際会議(PROFES)組織委員長(2004),ソフトウェア工学教育訓練(CSEET)国際会議ショートペーパープログラム委員長(2006).
◆主な研究課題
実証・実績データに基づくソフトウェア開発支援:
大学の実験室やソフトウェア開発現場で収集した定量的・定性的なデータに基づいて,ソフトウェアの生産性や信頼性向上を目指す.また,定量的・定性的なデータの科学的な扱いを可能とすることで,ソフトウェア工学研究とソフトウェア開発の共生関係を実現する.
ソフトウェア開発におけるインプロセス計測:
ソフトウェア開発の状況を表す定量的データ(ソフトウェア開発データ)を自動収集するとともに,ソフトウェア開発管理に役立つ情報として遅延なくフィードバックする方式を検討し,システム化する.
ソフトウェア開発データリポジトリに対するマイニング:
多数のソフトウェア開発プロジェクトから収集された大量のソフトウェア開発データに対して,データマイニング技術を適用することで,ソフトウェア,その開発プロセス,さらには,開発組織に見られる傾向やパターンを明らかにする.
ソフトウェア開発データ見積りモデル:
従来の回帰分析法だけでなく,系統的類推手法などを用いることで,開発プロジェクトの個別性が高く,データ欠損が多い場合でも,ソフトウェアの開発コスト,リスク,品質などを見積る(予測する)ことのできるモデルを構築する.